就活生の多くが一番時間を費やすであろう会社説明会。以前に比べWEB開催も増えたことで、移動時間や交通費に対する負担は減ったものの、就活の中で一番時間がかかっていることは間違いないことでしょう。

株式会社リクルート(※1)によると、2022年卒の説明会参加企業数の平均は19.7社と、20社弱という結果でした。また、就活生によっては50社、さらには100社参加したという方もいるようです。

参照:(※1)【2022年卒 就職活動TOPIC】説明会参加後にエントリーしない理由とは?

就活生が一番聞きたいのは「具体的な仕事内容」

少し古いデータになりますが、2019年卒を対象とした調査によると、就活生が会社説明会で聞きたい内容は以下のようになっています。

  1. 具体的な仕事内容(53.6%)
  2. 社風・社内の雰囲気(46.5%)
  3. 入社後のキャリアモデル(33.1%)
  4. 企業が求める能力・人材像(32.2%)
  5. 入社後の待遇(28.1%)
  6. 採用スケジュール(26.8%)
  7. 若手社員の話(23.4%)

参考:2019年卒マイナビ学生就職モニター調査

聞きたい内容が「必要な内容」とは限らない

しかし、ここで理解しないといけないのは就活生が聞きたいと思った内容が、今後の企業選考において必要な内容とは限らないということです。

就活生が聞きたい内容があるように、企業にとっては伝えたい内容があるということを就活生は理解しなければいけません。

会社説明会で必ず押さえるべき2つのこと

会社説明会は企業によって所要時間は変わりますが大体60〜90分程度が多いのではないでしょうか。その時間、企業の採用担当が話したことを一語一句逃さずメモをすることは到底不可能です。

そこで今回は「これを覚えて帰るべし!」ということを紹介します。

1つ目「ビジョン」

その会社がどんな方向に向かっているのか、何を目指しているのかの「ビジョン」は必ず覚えておきましょう。どれだけ仕事に魅力を感じても、そのビジョンに違和感を感じるのであれば辞めた方がいいです。それくらいビジョンは大切です。

また、志望動機や面接の中でも伝えるべき共感ポイントとして重宝されます。ぜひ押さえておきましょう。

2つ目「登場人物」

会社説明会で登壇した社員、ないしは登壇はしていないものの参加していた社員の名前は必ず控えておきましょう。登壇していなかったとしても、面接の場で社長の名前を覚えていないのは致命傷なので合わせて調べておきましょう。

人は、名前を呼ばれることで親近感を感じます。もし自身が仮に採用担当だとして、面接を担当した学生から「〇〇さんの会社説明会でのお話を伺って…」と言われたらどのような気持ちになるでしょうか?少なくとも悪い気はしません。

少々姑息なテクニックに感じるかもしれませんが、ぜひ押さえておきましょう。

会社説明会から選考が始まっている!?

会社説明会はあくまでその会社を知るために用意された場です。しかし、もし選考に進むとなると会社説明会で得た情報をいかに活用するか?が大きな差となってきます。

ぜひ選考を優位に進めていくためにも、2つのことに着目して参加してみてください!


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