みなさんは「ガクチカ」という言葉を聞いてピンと来ますか?
ガクチカ=学生時代力を入れたこと略
私が就活をしていた頃はこんな呼び方をしていなかったと思うのですが…面接や履歴書、エントリーシート(以下:ES)など就職活動で必ずと言っていいほど目にし、耳にする「ガクチカ」。みなさんはどんな内容をガクチカにしていますか?
- 学生時代に行った部活動での優勝経験
- アルバイトにおいて目標売上200%超え
- 学生団体で行った貧困国に対するボランティア
ここ最近学生と面談をしていて思うのは
「ガクチカの内容が昔と比べてダンチ(※)である!」
ということです。(※)段違いの俗な表現。
私が就職活動をしているときなんて、全然エピソードも思いつかなかったし、なんなら部活動の話くらいしかなくて、そこで忍耐力を培ったとか、達成する喜びを…など「特段特別ではない内容」が多かったような気がしています。
ただ、ここ最近は「如何にすごいガクチカを書けるか」が求められているようで、まるでガクチカが
びっくり人間コンテスト
のようで正直違和感を感じています。
まず、みなさんに理解してほしいこととして、ガクチカは
その結果や物珍しさで評価されるわけではない
ということです。
それでは何を持って評価されるのか?を含めて伝えてほしいことを3つお話しします。
ガクチカで伝えてほしいことを3つに分けると以下です。
- 結論
- 理由
- 例
「あれ?内容じゃないの?」と思うかもしれません。とにかく知ってほしいこととして、みなさんには「内容」ではなく「伝え方」を意識してほしいんです。
どんなに素敵な内容でも、相手に伝わらなければ何の意味もありません。
ですから、どれだけ素晴らしくて、どれだけ突飛な内容でも伝わらなければ意味がないのです。
ものの伝え方で有名なものに「PREP法」というものがあります。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(例)
- Point(結論)
上記の頭文字をとったものがPREPです。ガクチカでもこれを意識してほしいのです。
どんなことにチカラを入れたのか、それはなぜか。そしてそれはどんなことか。という伝え方です。
基本、新規学卒者の採用は「ポテンシャル採用」のためとにかくその人の可能性に企業は投資をすることになります。
どれだけ素晴らしくて、どれだけ突飛な経験や結果を残していても、それが企業に入社後の実績に繋がるわけではないですよね。
ですから、企業に「この子はできるぞ!」と思ってもらうためには、なによりも相手に「伝わる」ことが大切なんです。
もう一度言いますが、どれだけ素晴らしくて、どれだけ突飛な経験や結果を残してもそれが内定や採用につながるわけではありません。
もちろん、それらの経験があることによるプラスにはなると思います。
ただし、伝え方という掛け算によってプラスにもマイナスにもなるということをぜひ覚えておいてくださいね!
【ガクチカの公式】
(内容+表情・印象)×伝え方=内定
<本日の記事>
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