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就活生に最低限求めること
就職活動を始めると、社会人と関わる機会が増えるでしょう。そんな時に求められるのが社会人としての最低限のマナーです。では一般的に、最低限どの様なマナーが求められるのでしょうか?以下の5つが代表例です。
- ハキハキと挨拶する
- 時間を守る
- 報告・連絡・相談を怠らない
- 丁寧なコミュニケーションを意識する
- 整理整頓を心がける
参照:リクナビ『社会人と接する最低限のマナー 社会人の心得編』
とは言えど、恐らくほとんどの就活生がこれらのマナーを心がけ、実践されているように感じています。そして、「最低限のマナーができていたら十分だ」と考える就活生も少なくないのではないでしょうか?ですが、そう考えるのはまだ早いかもしれません。
新卒採用において企業がどんなことを重視しているか?を見てみましょう。
企業が採用する際に重視していること
企業が新卒採用において重視している割合が最も高い項目は「素直さや誠実さなどの人柄/51.5%」、続いて「コミュニケーション能力などの対人スキル/41.4%」です。ここで注目していただきたいのは、どちらの項目も「人柄」であるということです。
多くの就活生が企業から採用をしてもらう為には、「学歴」や「能力」が必要と思っているかもしれません。事実、学歴フィルターのようにある一定の条件を持っている企業もあります。ただ、この調査からも分かる通り、企業は新卒採用において「スキル・能力」面はほとんど見ていないということなのです。
つまり、企業から採用される為には「人柄」で良い印象付けをすることが大切です。その為には、冒頭でお話した「社会人としての最低限のマナー」だけを実践していては、場合によって足りないこともあるでしょう。そこで今回は、「人柄で社会人から良い印象を受けるための行動」をご紹介します。
参考:マイナビ『2023年卒 企業新卒採用予定調査』
採用したいと思わせる4つの行動
- 「○○さん」と名前で呼ぶ
- 相手のことをメモして覚える
- 受け答えはまず「へ~そうなんだ」
- 5分前行動の徹底
1.「○○さん」と名前で呼ぶ
相手に何かを伝えたい・話したい時は、いきなり話を始めるのではなく、相手の名前を「○○さん」「○○様」と呼びましょう。そうすることで、相手は「この人は自分に関心がある」「尊重してくれている」と感じ、お互いの距離が縮みます。
例えば、「ここまでの話を聞いてどう思いますか?」と聞かれるより、「○○さんは、ここまでの話をき聞いてどう思いますか?」と聞かれた方が、その人だけに向けて質問をしていると思ってもらえるでしょう。
また、名前を呼ばれることで相手から親近感を持ってもらいやすく、特別に扱ってもらえることもあるかもしれません。これは他の学生との差別化に繋がるはずです。
2.相手のことをメモして覚える
ビジネスにおいては基本です。例えば、仕事で名刺交換をした時、その人の情報をわすれないように、名刺の裏に会った日時、用件、特徴等を書き込みます。ただ、就活生にとって名刺交換をする場面は少ないと思いますので、ノートにメモをして代用しましょう。
これは、2回目に会った時1回目よりも距離を縮めるために効果的な行動です。ですので、2回目に会った際は、必ず初めて会った時の話題に触れて会話をしましょう。
一度会った人の情報を持っていることができれば、その人に合わせた話ができたり、人を思いやることもできるので、メモをすることは大切です。
3.受け答えはまず「へ~そうなんだ」
相手の言うことは、まずは素直に受け入れましょう。当たり前のことに思われるかもしれませんが、意外と出来そうでできないことです。そして、自分では受け入れたと思っていても、心では反論をすることもあるかもしれません。ただ、そういった心持ちは大抵相手に伝わっている、なんてことも少なくないんです。
社会人は自分より人生経験を積んできた方々です。意見や指摘をもらった時は、まず素直に受け入れ、「へ〜そうなんだ」と言葉に出してみましょう。新しい発見をし、貴方の人間力もきっと広がるはずです。
余談になりますが、先日カーリング女子日本代表(通称:クリスタルジャパン)のメンバーが、チーム内の話し合いにて「そだねーー」と発言していた様子がニュースに取り上げられましたね。結果としてメダル獲得という結果を残していますので、もしかしたら「まずは受け止める」という1人1人の姿勢が良い方向に進んでいたのかもしれませんね!
4.5分前行動の徹底
「時間を守る」ことが最低限のマナーであるとしたら、ここでは「5分前行動の徹底」をお話します。どうして5分前行動が必要かというと、これは「相手の不安を取り除く」ことに繋がります。具体的には、決めた時間が迫ってくるにつれて、相手が『大丈夫かな?』と不安な感情にさせないことです。自分への信頼を持ってもらうためにも先に到着しすることを心がけましょう。
また、万が一遅刻してしまうかもしれないということを考えて、早めに行動することも大切です。時間は有限、皆平等ですので、相手が自分のために時間を使っていただいているという認識をもつことは、きっと良い印象を与えることに繋がるでしょう。
最後に
「採用したいと思わせる4つの行動」はいかがでしたでしょうか?
最低限のマナーを持ちつつ、人から良い印象を受けて「採用したい」と思ってもらうために、以上4つの行動を実践していきましょう!
また、もしこれが既にできていたら、「自分って良い印象を与えられているかも!」と、自信を持って続けていきましょう!
参考:安田正.できる人は必ず持っている 一流の気くばり力.三笠書房.2018.p267
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